こんにちは。

バイオリン担当のM.Tです。

桜の時期も過ぎ、緑にあふれた清々しい季節がやってまいりました。

寒いのが苦手な私は、夏に向かうこれからが大好きなのですが、

ここ数年、ある問題のために季節の到来を喜べなかったりします。

 

私のバイオリン、夏に弱いんです。

 

2年前に購入しましたが、新作のためニスが乾ききっていないんです。

もちろん普段はちゃんと乾いていますが、熱と汗でゆるんで、

ケースの生地の模様が楽器についてしまうことがあります。

ニスの種類によっては、最初の数年はそういうことがあるらしいです。

 

そんなわけで、梅雨や高温の日は大事をとって、昔のバイオリンを使っています。

ヘフナーの初心者向けセットで、コレはコレでわりと鳴ってくれますが、

なにせ入門者モデル。今のバイオリンにくらべると、音色も響きも、

アンサンブルに馴染む感じも、ずいぶん違います。

 

あるこの定期演奏会……そう、今年は8月。

一年で最も暑い時期なんです。

 

今年こそはニスが乾いて、真夏の演奏に耐えられますように!

そう祈りつつ、気温と湿度の上昇にハラハラしている今日この頃です。